東京オリンピックの正式競技でもあるアーティスティックスイミング。
(旧名称は、シンクロナイズドスイミング)
その日本代表のチーム主将であり、デュエットにも出場の乾友紀子選手についてご紹介します。
全力疾走
何事にも全力で
すべてをかけてオリンピックに挑むという意味を込めて
書初めで「全」を書いたそうです。
(マーメイドジャパン日記にて)
オリンピックにかける熱い気持ちが伝わってきますね。
乾友紀子選手のプロフィール
【名前】乾 友紀子(いぬい・ゆきこ)
【生年月日】1990年12月4日
【身長】170cm
【体重】54kg
【出身地】滋賀県近江八幡市
【高校】近江兄弟社高校(滋賀県)
【大学】立命館大学(京都)
【所属】芦屋大学職員/井村アーティスティックスイミングクラブ
短所は、おおざっぱなところで、長所はおおらかなところという乾選手。
競技歴は23年。(2021年時点)
アーティスティックスイミングをはじめたきっかけ
アーティスティックスイミングをはじめたきっかけは、
幼稚園児の頃、たまたまテレビに流れていたプロの演技をみて、
「プールの中にいるのにすごく綺麗だな」と感じ、興味を持ったのをきっかけのようです。
そして週に2回「滋賀シンクロクラブ」に通うようになりました。
小学6年生の時には、大阪にある「井村シンクロクラブ」に所属し、本格的にシンクロの技術を学びはじめます。
この頃から井村コーチの厳しい指導を受け、技を磨いていかれたんですね!
近江兄弟社高校時代は毎日、大阪までシンクロナイズドスイミングの練習に通っていたそうですよ!
滋賀から大阪の練習場所までは片道2時間ほどかかります。
放課後、5時半から夜9時まで練習し、帰宅するのはいつも夜11時を回っていたんだとか。
大学に入りジュニアからシニアに移行すると、練習も本格的になるので、学業との両立も大変だったことと思います。
それでも更なる成長に繋げようと努力を重ねてきた乾選手。
すごすぎます!!
乾選手はアーティスティックスイミングについてこう話していました。
「言葉を使わなくても、音楽と体を使って水中で表現ができるという点が面白い」
シンクロナイズドスイミングが改名され、アーティスティックスイミングのフランスオープンに向けての指導に行ってきました。
ナショナルチームトップの乾友紀子選手のソロフリー、ソロテクニカルの振り付けを、井村コーチのもとでしています。目指せ金メダル! pic.twitter.com/amY0UJW4b4
— 舘形比呂一&STAFF (@tatesama) February 7, 2019
乾友紀子選手の競技歴・成績
乾選手はジュニア時代からソロ・デュエット・チームとして日本にとどまらず、世界で大活躍し、多くのメダルを獲得しています。
- 2006年 世界ジュニア選手権大会 銅メダル(ソロ・チーム・FC)
- 2008年 世界ジュニア選手権大会 銀メダル(デュエット)・銅メダル(チーム)
- 2009年 世界水泳選手権 4位(デュエットTR)
- 2010年 ワールドカップ 銅メダル(デュエット)・4位(チーム・FC)
- 2010年 アジア大会 銀メダル (デュエット・チーム・FC)
- 2011年 世界水泳選手権 5位 (デュエット・チーム)
- 2012年 ロンドンオリンピック 5位(デュエット・チーム)
- 2013年 フランスオープン 金メダル(ソロTR)・銀(ソロFR)・銅(デュエットTR・FR)
- 2014年 アジア大会 銀メダル(デュエット・チーム・FC)
- 2015年 世界水泳選手権 5位(ソロTR・FR)・銅メダル(デュエットTR・チームTR・チームFR・FC)・4位デュエットFR
- 2016年 リオオリンピック 銅メダル(デュエット・チーム)
- 2017年 世界水泳選手権 4位(ソロTR・デュエットTR・デュエットFR・チームFR)銅メダル(チームTR・FC)
- 2018年 アジア大会 銀メダル (デュエット・チーム)
- 2019年 世界水泳選手権 銅メダル(ソロ)4位(デュエット)
[毎日]<アジア大会>乾、吉田組が銀 新星ペア持ち味発揮 AS https://t.co/uJnWKPvk3o ジャカルタ・アジア大会は第11日の28日、アーティスティックスイミングのデュエット・フリールーティン(FR)で乾友紀子(井村ク)、吉田萌(ザ・クラブピア88)組が92.1000点で、テクニカル… pic.twitter.com/DAaUeLqa13
— ニュース速報(一般紙系) (@FastNewsJP_) August 28, 2018
アジア大会 #アーティスティックスイミング のチーム・テクニカルルーティンを終え、日本は2位につけました(撮影・鷺沢伊織、 #水中カメラ )https://t.co/jP6Fxceb9t#AsianGames2018 #アジア大会 #AG2018 #18thAsianGames #マーメイドジャパン pic.twitter.com/U1B5EI1eNy
— 共同通信写真部 (@kyodo_photo) August 29, 2018
乾友紀子選手の引退も考えた過去
2016年8月のリオデジャネイロ五輪に出場した際、デュエットとチームで銅メダルを獲得した乾選手は、これが選手生命のピークだと感じ引退も考え、井村コーチに相談しました。
井村コーチからは、
「あなたはまだ前に行ける可能性がある。頂点じゃない。可能性がない子には言わない。この2年半はラストスパート。次の4年間も同じじゃない。緩急もあるでしょ。」
そう言われて、乾選手は現役として続けることを決めたそうです。
井村コーチが言った通り、
2019年の世界水泳選手権では、ソロで銅メダル、デュエットで4位の成績を残しました。
乾選手があの時引退しなくて良かったです!!
見抜いた井村コーチもさすがですね!
世界水泳ソロフリー、乾友紀子さん銅メダル獲得‼️「いい演技だった」と井村コーチの目にも涙💧水の妖精オンディーヌを演じきった姿は満足感に溢れていました。素敵な時間をありがとう。#乾友紀子 #井村雅代 #世界水泳 #銅メダル pic.twitter.com/j7IciME1OW
— Yasuko Miyajima 宮嶋泰子 (@monsport5) July 17, 2019
まとめ
乾友紀子選手は、幼いころにテレビでプロの演技を見て興味をもち、アーティスティックスイミングをはじめます。
乾選手は、アーティスティックの魅力を『言葉を使わなくても、音楽と体を使って水中で表現ができる面白さがある』と語る。
小学校6年生の頃から、井村コーチのもとで練習するため、往復で4時間もかかる距離を通っていた乾選手。
並々ならぬ努力と練習があったことと思います。
それでも選手として23年も続けてこられたのは素晴らしいことですね!!
なにごとにも全力で、すべてをかけて挑む勢いの東京オリンピック。
是非、乾選手には銀以上のメダルを獲得していただきたい。
東京オリンピック、応援しています!!!
アーティスティックスイミング日本代表のチームメンバーは、
そして、井村雅代ヘッドコーチ。
コメント
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